今日の昼間、店に来る前に円山公園で開催されていた野外イベントに行ってきました。
いやぁ~~晴天なり~♪
実に暑かったのですが、青い空、木々の緑とセミの声。
素敵な音楽。
時折吹いてくる風が、本当に気持ちよかったです。
たまには、外に出て新鮮な空気を味わうのもええもんですね!
夏、満喫しました~!
さてさて、この夏、ModernTimesでも素敵なイベントが開催されます!!
8/22(金)
Night with Cabarettes “ナイト・ウィズ・キャバレッツ”
~古き良き時代、紳士・淑女に愛された歌~
★出演★
深川和美:うた 童謡サロン他で活躍
http://www.kazumi.info/
鶴来正基:ピアノ The Boomではピアノ担当。
http://members.at.infoseek.co.jp/monji_t/
鈴木孝紀:クラリネット
http://clanbey.exblog.jp/
18:30open 19:30start
チャージ 2,500円(1ドリンクオーダー別途要)
お問い合わせ 075-255-6586 アクティブKEI
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Cabarette【キャバレット】とは…
「キャバレーで歌われる歌、キャバレーソング」という意味をこめた造語。
魅惑的な女性が、男たちにアピールするために歌うエロティックな歌でも、
将来を夢見る野心的な瞳をした青年の荒削りなジャズプレイでもありません。
ひと昔まえ、紳士・淑女の社交場だったキャバレーで愛された、
優しくて能天気なほど明るいチャーミングな歌たちを、
私たちは「キャバレット」と呼んでいます。
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大正から昭和の初め、まだ日本が軍国主義に染められるまえのこと。
ヨーロッパから伝わった華やかで繊細な文化が、
このアジアの端の島国で花開いていました。
美術、音楽、演劇、ファッションに哲学、もちろん音楽もそうです。
これら西洋の文化を愛したモダンな紳士や淑女は、一張羅の服に身を包み
帽子や手袋で小粋にきめてキャバレーにやってきました。
そして、食事やぶどう酒を味わいながら会話を楽しみ、そこに流れる西洋風の
音楽に耳を傾け、浮世を忘れて夢のような時間にひたっていたことでしょう。
今回わたしたちが奏でる歌は、そんなキャバレーで好んで歌われた西洋風の音楽
“キャバレット”たちです。
古き良き時代の空気を感じていただきたく選びましたキャバレットは、
まず、日本で昭和という時代が始まった1925年に、
前衛的で幻想的な名曲を数多く残してこの世を去ったエリック・サティの
「あなたが欲しいの」や「エンパイア劇場の歌姫」。
これらは、かつて才気あふれる若き芸術家や作家たちと親交を深めた
キャバレー(文学酒場)でサティが好んで演奏したものでした。
サティ独特のユーモアで仲間たちを楽しませるために、
または和ませるために作った、何気ないけれども耳に心地よい歌ばかりです。
現代音楽の作曲家として国際的に知られる武満徹さんの曲から選んだのは
ラジオやテレビのドラマ用に作られた「小さな空」や「島へ」。
これらの歌は武満作品の中では、あまり知られていないようですが、
代表作「ノヴェンバー・ステップス」のような少々難解な曲を作る一方で、
大衆にも愛されるシンプルで分かりやすい、
そして暖かい歌も作っていたことを、この機会にぜひ知っていただきたいと思います。
もともと武満氏が音楽の世界に進んだのは、シャンソンの名曲
「聞かせてよ、愛の言葉を」を聴き、心打たれたことがきっかけでした。
この「聞かせてよ、愛の言葉を」は、
ずっとパリのキャバレーで歌い続けられている歌です。
そう、きっと「小さな空」や「島へ」は、彼の音楽の血に含まれる
キャバレットの要素が生んだ曲なのではないでしょうか。
さらに、昭和の始めに日本のキャバレーで歌われていた、
作者も分からない譜面さえも残っていなかった「踊れ、踊れ」などの曲も歌います。
キャバレーを愛した人たちが口伝えで残してきた歌。
色々な人の思いや記憶を託されて、そっと生きつづけてきた歌を
みなさんにお届けいたします。
暑い夏の一夜、ちょっとオトナの素敵なひと時を、一緒に過ごしませんか?