Night with Cabarettes

Night with Cabaretts ナイト ウィズ キャバレッツ
~古き良き時代 紳士淑女に愛されたうた~

というタイトルで開催された8月22日のライブ。

出演は、深川和美さん(うた)、鶴来正基(ピアノ)、鈴木孝紀(クラリネット)。

<Cabarette キャバレットとは・・・
「キャバレーで歌われる歌、キャバレーソング」という意味を込めた造語。

魅惑的な女性が、男達にアピールするために歌うエロティックな歌でも、
将来を夢見る野心的な瞳をした青年の荒削りなジャズプレイでもなく、一昔前、
紳士・淑女の社交場だったキャバレーで愛された、
優しくて能天気なほど明るいチャーミングな歌たちを、「キャバレット」と呼んでいます・・・>


大正から昭和の初め、まだ日本が軍国主義に染められる前のこと、ヨーロッパから
伝わった華やかで繊細な文化が、このアジアの端の島国で花咲いていました。
美術、演劇、ファッションに哲学、もちろん音楽も、そうです。

これらの西洋の文化を愛したモダンな紳士や淑女は、一張羅の洋服に身を包み、
帽子や手袋で小粋に決めてキャバレーにやってきました。
そして、食事やぶどう酒を味わいながら会話を楽しみ、そこに流れる西洋風の
音楽に耳を傾け、浮世を忘れて夢のような時間に浸っていたことでしょう・・・・
(Night with Cabarrets ご案内 より抜粋)




・・・まぁ、なんと素晴らしいイベントを企画してくださったんでしょう~♪


「モダン・タイムス」のコンセプト、そのまんまです。

ヒロがお店をイメージし始めたとき、まったく上記と同じ内容を想い描いて
そんな店にしたいなぁ~~って思って、店舗をデザインしたわけなんです。

街中が、どこかソワソワしていて、いろんなものが輝いて見えたはずの、
古き良き時代・・・


当然、めっちゃくちゃいいイベントになりましたよ!!

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皆さんの衣装も、レトロモダンなイメージ、ステージのバックには、プロジェクターにて
映像を映し出していましたから、まるで、映画のワンシーンをみるようです。

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ピアノの鶴来正基さん。

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クラリネットの鈴木孝紀さん。



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素敵な写真でしょう~~♪ほんまに、映画の中に、飛び込んだみたいな世界でした。

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この日の前日がお誕生日だった深川さん。
小粋な演出や、ファンのお客様からのサプライズもあったりして、本当に素敵な夜でしたね。


みなさま、本当にありがとうございました!!

絶対、このイベント続けてほしいです・・・何卒よろしくお願いします!


p.s.・・・キャバレッツとして選曲されたのは、エリックサティや、武満徹さんの楽曲を初め、
シャンソンの名曲「聞かせてよ、愛の言葉を」などなど・・・素晴らしい演奏ばかりでした。

その中で、ヒロが舞い上がってしまったのは、やっぱり
「titina」
これは、映画「モダン・タイムス」に使われた歌で、

『言葉を使うと、英語なら英語圏、仏語なら仏語圏のひとにしか理解できないから、
 世界中の人に伝わるように、無声映画にした。』

というチャップリンが、唯一、声をだして歌っている曲です。

それも、映画の中では、実はデタラメ語なんですよね。


人が生きていくことの意味や、困難、本当の幸せとは何か・・・

それを全て「笑い」で表現し、世界中の人に伝え続けたチャップリン。

ヒロは、平成ニッポンのチャップリンになりたいんですよね・・・。


当店にも飾ってある、『モダン・タイムス』のポスター

あれは、この映画の中で、

「どんな困難なことがあっても、二人でしっかり生きて行こうね」

って、チャップリンと、彼女が勇ましく歩いていくラストシーンです。